『もこもこBOX』感想

普段はゲームの感想を書いていますが、たまには漫画の感想でも書いてみようかと思います。

今回は先月末に最終巻でもある2巻が発売された、☆画野朗氏の『もこもこBOX』の感想です。

 

以下、感想。。。。

 

本作はジャンルとしては日常系4コマ漫画です。

日常系4コマですが、いわゆる最近流行りの”萌え”を全面に押し出したものではなく、氏が巻末で「日常の当たり前のことを当たり前に描く、そのことだけに徹したとてつもなくゆるいマンガ」と書かれるだけあって、本当にとてつもなくゆるい作品です。

そのゆるさたるや、読んでいると気づかないうちにニコニコしていて、読後は気分的にもリラックスした気持ちになってしまっている位です。

これは巻末を読むと氏が狙ってそういう作風にしていることが書かれており、実際、その通り心地良い雰囲気の作品でした。

 

これだけだとどういう作品だか分からないので内容にも少々触れると、基本的には子供達が日常の何気ないことできゃっきゃとはしゃぎ回っている作品です。

大人も出てきますが、いい意味で保護者として登場していて(約一名除くw)、時には子どもたちと一緒には遊んでいたりたりと、全体的にゆるくまったりとした雰囲に仕上がっています。

また、4コマ漫画ということもあり笑いの要素もあるのですが、それはお腹を抱えて笑うようなものではなく、微笑ましくてつい笑ってしまうような笑いに満ちています。

時折、普通にギャグを入れてくることもありますが、それが全体のふんわり・マッタリとした雰囲気を崩すこともなく、「子供はこういうこと好きだよね」といった、微笑ましさの一つだったりします。

 

 

話は変わりますが、作者の☆画野朗といえば、本業はエロゲメーカー「CUFFS」のイラストレーターで、代表作として「水月」「さくらむすび」「CAFE SOURIRE」等があります。

実際、イラストレーターだけあって絵がとても素敵で、先程から何度も述べている”ゆるい雰囲気”をいい具合に表現されています。

ゆるい雰囲気ということもあり、デフォルメの効いた絵が中心なのですが、それでもそれぞれのキャラがとても可愛らしく、作風も相まって”萌え”という要素をほとんど感じさせない純粋な”可愛い”が溢れた作品になっています。

 

 

残念ながら2巻という短さでの完結ですが、本業の方との兼ね合いもあるので、続けるのは難しかったのかもしれないですが、もう少し続いて欲しかったという気持ちが強いです。

ただ、1話から最終話まで「日常の当たり前のことを当たり前に描く、そのことだけに徹したとてつもなくゆるいマンガ」というコンセプト通りの作品だったことはとても良かったです。

 

また、何時の日か漫画を描かれる日が来るのか来ないのかは分かりませんが、本業共々応援していきたと思っています。

 

 

まとめ


日常系4コマ漫画ですが、読むことで「気持ちが落ち着く」「幸せな気持ちになれる」ということを全面に押し出した作品です。

これは作品の話の内容だけに留まらず、氏の絵の表現と相まって純粋な”可愛い”が溢れた独特の癒しを形作っています。

 

近年、マンガやアニメ、映画にゲームといったものをはじめ、刺激が強い作品は数多くありますが、こういった作品の数はあまり多いとは言えない気がします。

特にこの作品は、動物や子供達の遊ぶ姿を見て和むかのような癒しがあり、ふとしたタイミングで読むとリラックスできること請け合いです。

 

もし、刺激溢れる作品に食傷気味な気分になったり、精神的に疲れている気がすると思った時、もしこの作品を思い出すことがあれば手にとってみてみると幸せになれるかもしれません。

2巻で完結なので、とても手が出しやすいですし。

 

 

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