『らぶおぶ恋愛皇帝 of LOVE!』体験版 感想

「HARUKAZE」より5月31日に発売される『らぶおぶ恋愛皇帝 of LOVE!』の体験版をプレイしたので、その感想です。

今回は珍しくキツメの内容になっていますので、気になる方はスルーした方がよいかもしれません。

 

以下、感想。。。

 

これから感想を色々書いていきますが、まず始めに断っておきたいのは、私は本作が肌に合いませんでした。

なので、体験版をプレイした上で発売が待ち遠しく感じている方とは、多分、意見が合うことは無いと思われます。

このことを念頭に置いて、以下の感想をお読み下さい。

 

 

色々書きたいことがあるのですが、ます最初に書いておきたいのは、公式のジャンルを見るまで、この作品がどのジャンルを目指しているのかが全くもって不明でした。

その公式のジャンル説明では”恋する気持ちがぶつかり合う ハイスピード学園ラブコメディ of LOVE!”となっていて、ラブコメで間違いないみたいなのですが、正直、コメディと呼べる程の笑いの要素が見当たりませんでした。

それらしい部分もあるにはありますが、その半分くらいが残念なクオリティだったり、分かりづらくて滑っていたりと、これらをコメディーと呼ぶにはやや辛いものがあります。

 

その上、”恋する気持ちがぶつかり合う”ラブコメな割に体験版の範囲ではイチャラブ要素もあまりなく、どこを目指しているのかがイマイチよく分からない印象が強いです。

一応、後半のエッチシーン辺りの部分を見る限り、付き合いだした辺りからはイチャイチャ要素がそれなりにあるみたいなのですが、やや斜め上なイチャラブになりそうな気配があるのは気のせいでしょうか・・・。

 

 

基本的に本作は色々詰め込もうとしすぎて破綻しかかっている印象を受けます。

というのも、例えば普通のラブコメ系の作品だと一つ一つのイベントを段階的に進めていくことが多いです。

物語を開始した辺りだと、それに加えイベントを進めつつ世界観の基本説明やヒロインの紹介を合わせてすることも多く、そうすることでプレイヤーが世界観や作品の雰囲気を掴んでいきやすいようになっています。

 

ですが本作の場合、物語の開始からさほど経っておらず、世界観の基本説明やヒロインの紹介もひと通り終わってもいないにも関わらず、普通なら紹介がひと通り終わった頃に発生するようなイベントをねじ込んできています。

それで面白くなるのなら全くもって問題ないのですが、そのせいで物語のテンポがグダグダになってしまっていて、何がしたいのか分からないことになてしまっています。

 

また、普通の作品なら別々に分けるであろうイベントを一つに合わせてしまっている上に、地の文が読みにくいせいで時系列の把握が困難になってしまい、混乱することもありました。

それ以外にも、比喩を多用しようとするは、その比喩のせいで何が言いたいのかが分からなくなってしまっていたりと、色々残念な部分が目立ちます。

 

これらを総括した結果、ラブコメだと重要な要素でもあるテンポが完全に殺されてしまい、冗長な印象が強くなってしまっています。

それに加え、地の文に癖が強く読みにくことが加わり、冗長な印象が更に強くなってしまっていますし、せっかくの笑いの要素が滑ってしまっていたり、そもそも笑いの要素なのかどうかが分からなくなってしまっています。

かと言って、シナリオが素晴らしいのかと問われた場合、はっきりと「No」が言えてしまえるレベルなので、肌に合うかどうかがかなり重要になってきます。

 

 

個人的に一番肌に合わなかったのが、主人公が何をしたいのかが全くもって分からなかったところです。

ヒロインも何を考えているのかが分からない言動がそれなりに見受けられるのですが、ある程度一本芯が通っていてブレていない印象を受けるので、そちらはあまり気になりませんでした。

ですが主人公の場合、本当に何を考えているのかが分からない上に、何をしたいのかも分からないので、プレイしていてモヤモヤしました。

それなのに、肝心なときにギャグの”ようなもの”を入れてくる(分かりづらい上に本当にギャグだとしたら思いっきり滑っている)せいで三文芝居を見せられている気分になることもありました。

 

 

各イベントを細分化して概要だけを見れば、割りと王道的な内容も多く、部分部分では面白いところもあるのですが、これまで述べたことが影響しあって、トータルで見るととても残念なことになってしまっています。

正直、色々な意味で癖が強く、頭を空にして楽しむにしても時系列が把握しにくかったりと、人にとても薦めづらい作品です。

なので、購入予定の方はなるべく体験版をプレイすることを強く推奨致します。

 

 

まとめ


部分部分で細かく見ると、面白い部分がない訳ではありませんでした。

ですが、全体をまとめてみると、まとまりが悪くテンポも決して良いとは言えず、その上無駄に比喩を使おうとして余計に分かりづらくなっていたりと、かなりクセのある作品です。

やりたいことはなんとなく分かるのですが、全体的にシナリオ的にもキャラクターの個性にしても詰め込み過ぎで、更に地の文が読みにくいとなると、面白くなるかもしれない要素が相殺し合ってしまっているようにも見えます。

 

あと、現時点での公式HPの情報と体験版の内容だと、メインヒロインが”ルキナ”と”エリカ”だと言うことまでは理解できるのですが、他のヒロインの扱いがどうなるのかが不明瞭な印象を受けます。

 

これらを総合した上での本作の印象を一言で総括すると、「分かりづらい」の一言に尽きる、そんな印象の作品でした。

この「分かりづらい」が、私の読解力不足なのだとするならば、それならそれで「私一人が楽しめなかった」という結果で終わるだけなので、全くもって問題ありませんが、果たして他のプレイされた方の印象はどうなのでしょうか。

ある意味発売後の反応が気になる作品ではありますが、私個人としてはあまり購入をオススメいたしません。

もし購入予定の方がこの感想を読まれたのでしたら、体験版未プレイなのだとすれば体験版を即刻プレイすることを強く推奨致します。

 

 

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『らぶおぶ恋愛皇帝 of LOVE!』 芒乃数

 

 

 

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